リクガメの飼育は難しい?必要なものや費用を分かりやすく解説!

リクガメの飼育は難しい?必要なものや費用を分かりやすく解説!

リクガメを飼育してみたいけど、「難しいのかな?」「どんなものが必要なんだろう?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

リクガメは手間がかかるとされるペットですが、必要な環境やアイテムをしっかり整えれば、安心して飼育することができます。

この記事では、リクガメ飼育の難しさや必要なものについて詳しく解説していきます。

初心者にもおすすめのリクガメの種類や費用、匂いの問題、長寿命なリクガメを健康に育てるためのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読むと分かること
  • リクガメの飼育が難しいとされる理由
  • リクガメ飼育に必要なアイテム
  • 初心者におすすめのリクガメの種類
  • リクガメを飼育するための費用と注意点


目次

リクガメは初心者でも飼えるのか?

リクガメの飼育は初心者でも可能ですが、準備や環境が非常に大切です。

リクガメは変温動物なので、適切な温度や光、広いスペースが必要です。

特に、体温調節や紫外線によるビタミンD3の生成が健康に直結するため、ライトやヒーターを使った飼育環境を整えることが求められます。

初心者におすすめのリクガメの種類

リクガメはたくさんの種類がありますが、初心者には以下のリクガメが飼いやすいとされています。

  • ヘルマンリクガメ:性格が穏やかで比較的飼いやすい。甲長は最大20〜30cm程度。
  • ギリシャリクガメ:丈夫で初心者向け。甲長は最大25〜30cm。
  • ロシアリクガメ(ヨツユビリクガメ):乾燥に強く、比較的丈夫で小型。甲長は最大15〜20cm程度。

これらのリクガメは丈夫で、飼育環境が整っていれば元気に育つので、初心者にもおすすめです。

リクガメの飼育費用と値段

リクガメの飼育費用と値段

リクガメを飼育する際、最初にかかる費用と、日常の維持費用についても知っておく必要があります。

リクガメの値段

リクガメの値段は種類や大きさによって異なりますが、おおよそ1万円〜5万円の範囲で購入可能です。

珍しい種類や大きな個体になると、10万円を超える場合もあります。

  • ヘルマンリクガメ:1万〜3万円程度
  • ギリシャリクガメ:2万〜4万円程度
  • ロシアリクガメ:1万〜2万円程度

飼育にかかる初期費用

リクガメの飼育に必要な設備は、初期費用がかかります。

主な項目とその費用を見ていきましょう。

必要なもの価格の目安
飼育ケージ1万円〜3万円
紫外線ライト5,000円〜1万円
バスキングライト3,000円〜5,000円
ヒーター3,000円〜7,000円
床材1,000円〜3,000円
シェルター2,000円〜5,000円
エサ皿・水皿1,000円〜2,000円

合計すると、3万〜10万円ほどが初期費用の目安となります。これに加えて、エサ代や電気代などの維持費がかかります。

維持費

リクガメの飼育には、月々のエサ代や電気代などもかかります。以下が目安です。

  • エサ代:1,000〜3,000円/月
  • 電気代(ライト・ヒーター):2,000〜4,000円/月
  • その他の消耗品(床材など):1,000円〜/月

リクガメの寿命はどれくらい?

リクガメは非常に長寿で、20〜50年以上生きることが一般的です。

大型の種類ではさらに長く、100年以上生きることもあります。

長生きさせるためには、健康管理や適切な飼育環境が欠かせません。

  • ヘルマンリクガメ:30〜50年
  • ギリシャリクガメ:30〜50年
  • ロシアリクガメ:20〜30年

リクガメをお迎えする際には、長期的に飼育し続ける責任が伴うことを忘れないようにしましょう。

リクガメの匂いは気になる?

リクガメは他のペットに比べると匂いが少ないと言われます。

ただし、ケージ内の掃除が不十分だったり、エサの残りや糞尿が放置されると、匂いが発生します。

定期的に掃除を行い、床材の交換を怠らないことで、匂いの問題はほぼ解決できます。

特に飼育ケージ内の通気性を確保することが、清潔な環境を保つポイントです。

リクガメ飼育に必要なもの

最後に、リクガメの飼育に必要なものをリストアップしておきましょう。

飼育ケージ:リクガメがのびのび動ける広さのあるものを選びましょう。

紫外線ライト:ビタミンD3の生成に必要。1日12時間程度照射が必要です。

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バスキングライト:温度調整用。ホットスポットを作るために設置します。

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パネルヒーター:夜間の保温用に必須。

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床材:赤玉土やヤシガラなど、通気性と保湿性のあるものを使います。

シェルター:リクガメが休める場所。

エサ皿・水皿:ひっくり返しにくい安定したものが良いでしょう。

温湿度計:ケージ内の温度と湿度を常にチェックしましょう。

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まとめ

リクガメの飼育は、初心者でもしっかり準備すれば難しくありません。

適切な飼育環境やエサを用意し、健康管理を怠らなければ、長寿で元気なリクガメとの暮らしを楽しむことができます。

この記事で分かった事まとめ
  • リクガメは長寿で、20〜50年以上生きる
  • 初期費用は3万〜10万円程度
  • 維持費は月に3,000〜7,000円程度
  • 定期的なケージ内の掃除で匂いを防ぐことができる

リクガメの飼育に挑戦してみたい方は、ぜひこの記事を参考に、必要なものを揃えてくださいね。

ヤリョ
爬虫類・両生類が大好き!
グリーンイグアナ・ウォータードラゴン・サバンナモニター・フトアゴヒゲトカゲ・ギリシャリクガメ・クランウェルツノガエルなどを飼育しています。
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