爬虫類の飼育において、適切なサイズのケージ選びは非常に重要です。
特に60cmサイズは、レオパや小型トカゲ、ヘビなどの小型爬虫類に最適で、初心者にも扱いやすいです。
今回は、「爬虫類 ケージ 60cm」でおすすめのケージを3つご紹介します。
各ケージの特徴を比較して、自分のニーズに合ったものを見つけましょう。
このページで分かること:
- 爬虫類ケージ60cmの選び方
- 初心者におすすめのケージ
- それぞれのメリットとデメリット
- 購入前に確認すべきポイント
エキゾテラ GEX EXOTERRA グラステラリウム 6030

ガラス製でお手入れしやすい爬虫類ケージ
エキゾテラの「グラステラリウム 6030」は、ガラス製のテラリウムで、通気性が高く、メンテナンスもしやすい点が魅力です。
両開きのフロントドアで、餌やりや掃除が簡単にできるため、初心者にもおすすめです。
- サイズ: 幅61.5cm × 奥行46.5cm × 高さ33cm
- 材質: ガラス
- 重さ: 15kg
メリット
- 前面の両開きドアで簡単にメンテナンスが可能。
- ガラス製で湿度管理がしやすい。
- 安全なロック機能付き。
デメリット
- 重量が15kgと重いため、設置場所の移動が難しい。
- ガラス製なので、取り扱いには注意が必要。
TAKIMI 爬虫類飼育ケージ 60cm

PVCボードを使用した耐久性抜群のケージ
TAKIMIの60cmケージは、PVCアンディボードとガラスを組み合わせた耐久性の高い製品です。
さらに、付属の湿温度計で環境管理が容易にでき、ランプキャップが3つ付いているため、適切な照明を設定しやすい点も魅力です。
- サイズ: 幅60cm × 奥行40cm × 高さ40cm
- 材質: PVCアンディボード + ガラス
- 重さ: 約10kg
メリット
- 防湿、防カビに優れたPVC素材を使用。
- 湿温度計とランプキャップ付きで環境管理が簡単。
- 両開きドアでアクセスが容易。
デメリット
- PVCボードは傷が付きやすい。
- 組み立てがやや難しいという声も。
SANKO パンテオン 6035

スリムで狭いスペースでも置けるガラスケージ
SANKOのパンテオン6035は、ガラス製で耐久性に優れたケージです。
特にスリムな設計のため、限られたスペースでも設置しやすく、横からメンテナンスできるのが魅力です。
耐久性が高く、爬虫類の脱走を防ぐロック機能も付いています。
- サイズ: 幅65.5cm × 奥行36cm × 高さ18.5cm
- 材質: ガラス
- 重さ: 9.2kg
メリット
- スリムな設計でスペースを取らない。
- 組み立てが簡単。
- 丈夫なガラス製で観察がしやすい。
デメリット
- 高さが低めなので、立体活動を好む爬虫類には不向き。
- ガラス製のため割れやすい。
ケージ比較表
製品名 | サイズ (幅×奥行×高さ) | 材質 | 重さ | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
エキゾテラ グラステラリウム 6030 | 61.5cm × 46.5cm × 33cm | ガラス | 15kg | 高価格帯 |
TAKIMI 爬虫類飼育ケージ 60cm | 60cm × 40cm × 40cm | PVCアンディボード + ガラス | 約10kg | 中価格帯 |
SANKO パンテオン 6035 | 65.5cm × 36cm × 18.5cm | ガラス | 9.2kg | 中価格帯 |
🦎【飼育者レビュー付き】60cmケージで“飼える種類・飼えない種類”とは?失敗しない選び方ガイド
✅ 実際に60cmケージで飼育した体験と感じたこと
筆者は以下の爬虫類を60cmケージで飼育した経験があります。
種類名 | 飼育可否 | 補足メモ |
---|---|---|
フトアゴヒゲトカゲ(ベビー) | ◯ | 1歳未満なら可。ただし成長後は90cm以上必須 |
ヒョウモントカゲモドキ | ◎ | 1匹なら最適サイズ。温度・湿度管理もしやすい |
コーンスネーク | ◎ | 幼体〜中型サイズまで可。登り木+隠れ家設置で快適に |
ミシシッピニオイガメ | △ | 水深を浅めにすれば可能だが、専用の水槽設計の方が理想的 |
リクガメ(ギリシャ・ホルスなど) | △ | 幼体可。成体ではスペースが不十分+温度分布が難しい |
✅ 初心者が失敗しないためのケージ選び3つのポイント
- 扉の開閉方式をチェック(前面スライド式が掃除しやすく脱走防止)
- 天井メッシュ+配線穴ありの構造が理想的(保温・換気・ライト設置に便利)
- “将来サイズ”を考慮して、成長後に大きいケージへ切り替える計画を
よくある質問(FAQ)
Q1. 60cmケージはどの爬虫類にベストサイズ?
A. ヒョウモントカゲモドキ、ニシアフリカトカゲモドキ、幼体コーンスネークなどには最も使いやすい万能サイズです。
Q2. フトアゴはずっと60cmで飼えますか?
A. 成体(40cm以上)になると運動量・日照域が不足します。90~120cm以上が必須です。
Q3. ガラスとアクリル、どっちがいい?
A. ガラスは重いが傷に強く、保温性も高く丈夫。アクリルは軽く安価ですが、爪傷や変形に注意が必要です。
更新情報
※この記事は2025年5月8日時点のケージ製品ラインナップ・飼育ガイドに基づいて構成されています。
本記事の強みと他サイトとの差別化ポイント
- 実際の飼育者目線で「どの爬虫類に向いているか」を具体的に分類
- FAQで「サイズ選びの迷い」や「素材の違い」など初心者の不安に的確に対応
- 記事を読んだ直後に“自分の飼いたい種類に合うかどうか”が判断できる設計
60cmケージは「省スペースでも本格飼育を始めたい」方に最適な選択肢。
ただし、生体の成長や特性を理解したうえで、“最初の一台”として正しく選ぶことが大切です。
まとめ
爬虫類のケージを選ぶ際は、サイズや素材、通気性を考慮することが大切です。
特に今回紹介した60cmサイズは、レオパや小型トカゲの飼育に最適なため、初心者でも扱いやすいです。
それぞれの特徴を踏まえ、自分のニーズに合ったケージを選んでみてください。
- エキゾテラのグラステラリウムはガラス製でメンテナンスが簡単。
- TAKIMIのケージはPVC製で耐久性に優れ、湿温度計付き。
- SANKOのパンテオンはスリムで狭いスペースにも対応可能。
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